3年目を迎えるにあたっての雑感など

この記事は、S.H.さん主催のMastodon Golden Week Calendarの2日目の記事です。

昨日1日目の記事は7_nanaさんの最近のマストどすについてでした。


ゴチャゴチャ色々考えていたんだけど、結構息苦しい内容になってしまったので、書き直しました。雑感ということにして、雑に放言していきます。

3年目の浮気?

出会いから2年経ち、3年目ともなると、人間、浮ついた気持ちになるんじゃないかなと思います。何か期待していたのと違うし、毎日の繰り返しにも飽きてきたし、そろそろ生活も苦しくなってきたし、刺激が足りない。なにやら、大手のオーナーが変わったとか、撤退したとか、景気の悪い話も聞こえてくる。別に誰という人かがいるわけじゃないけど、この気持ちを晴らしてくれるコト、どこかにないかしら?

メジャーとFediverseで繋がることができるか

現状、Fediverseという、たいそうな世界観を掲げながら、実際は辺境の一地方です。

SNS利用者の大部分は、依然、Twitterなど既存のサービスを利用していて、交流のとりようがありません。

いろんなサービスと繋がっていて云々と言われても、なにしろ今使っているTwitterなどのSNSと繋がっていない。一番大きなMastodonを見に来たのに、よりマイナーなところと繋がっているって言われてもメリットがわかりません。

私も、DTPをテーマとするDTP-Mstdn.jpを運営しています。現在2年と1週間ほど経ちました。凄くディープな話ができるし、ライトに楽しく話すこともできていますが、現実にはDTP関連の話題はほとんどがTwitterで行われていて、断絶があります。

業界関係者を全員ここに連れて来れば解決、というのは、さすがにチョットあり得ません。ここに来たからといって、みんなのやりたいことが全部できるわけじゃないですからね。

やはり、それぞれが好みの場所で活動しつつ、繋がれたらどんなに良いかと思います。Twitterのユーザーをフォローしたり、フォローされたり、お気に入りしたり、ブーストできれば、それで解決できるんですけどね。

メジャーサービス側にメリットなし

メジャーサービスにとって、ユーザーは商品です。先方には繋がるメリットないですよね。

しかも、みんな、商品として扱われても、無料で楽しくやれてるから、なんだかんだ言って満足しています。ちょっと不満があったって、そこに居る方がいいのです。

Fediverseがメジャーサービスのユーザー数を大きく凌駕するなら、喜んで迎え入れるかもしれません。実際は逆です。

どうも、期待できなそうです。

どうしたらいいでしょう?

Fediverseにビッグプレイヤーは現れるか

Mastodonは素晴らしいシステムですが、MastodonだけでFediverseを大きく成長させるのは難しい感じがします。

仕組みだけでなく。もともとの理念や、そこに集う人の考え方による影響も大きいのでしょう。

PleromaはGNUsocialやMastodonのオルタナティブで、素晴らしいシステムですが、オリジナルを超えるモノではなさそうです。

Misskeyはかなりいいセンいってる感じですが、システムやコミュニティにスケール感がなく、こぢんまりとしているように思います。

ここは、予想外のところから大きなプレイヤーが現れないと、変化は望めないように思います。

人々がマイナーであることを望んでしまう

規制が緩いこと、嫌な人達がいないこと、などなど、Fediverseの本質的なメリットとは関係のないところで、単にマイナーな位置にいることで得られている特性が愛されすぎて、現状を維持したいバイアスが強いように思います。

Fediverseの特性からすれば、本来、各自の判断で緩く繋がれればそれで良いハズです。

これは結構な泣き所です。最大の発展阻害要因かもしれません。

既存システムの模倣からは産まれない

Twitterクローン、YouTubeクローン、という発想ではない、まったく新しいアプリケーションが、Fediverseならではの特性をフル活用するぐらいでないと、難しいように思います。

例えば、脳に直結するコミュニケーションデバイスが、Fediverseを通じたコミュニケーションを実現する、ぐらいのSF感が欲しいですね。

経済がまわる仕組みが作れるか

ビジネスになるなら、みんな本気になります。

ユーザーを囲い込んで商品にする以外の方法、自らが苦労して人を囲うのではなく、なるべく人を囲わない方がメリットがあるようになれば、俄然Fediverseの方が良いことになります。

2年前、Mastodonが化ければ先行者利益が得られると、これからはMastodonの時代だ、と盛んに喧伝し、ブログを書きまくり、ニュースやまとめサイトを展開し、それぞれが早々に専門家を名乗っておりました。どこかに消えてしまいましたね。

本当の先行者利益は、この新しい儲かる仕組みを発明した人の手にもたらされるのではないかと思います。

分散管理を人権とする

現実の方でも結構頑張っているところです。巨大なIT企業が、膨大な個人のアイデンティティを抱え込んで独占することで、個人の情報利用、税の運用の阻害、不公正取引などにつながっているところをなんとかしようとしています。

ただし、これは政府が握っても同様のことが言えるので、分散管理を人権として確立する必要があります。

個人のアイデンティティが分散管理される状態が整備されれば、その上に構築されるサービスは、Fediverseと相性の良いものになるかもしれません。

ひとたび風向きが変われば、商売人はどこかで腹を括って、さっさとスイッチしてきます。Fediverseのような、オープンな相互接続の仕組みの上に、ビジネスの再構築が行われるかもしれません。チャンスでは?

さて現実に戻ります

雑に、いろいろ考えてみました。

私の思考方法のクセで、最初は物事を悲観的に捉えて、そこから出発するところがありますので、暗い話と感じたかもしれません。でも、考えようによっては、何か可能性があるような気がしてきませんか?

こうやってある程度意識的に、飛躍した、現実離れしたことをウワーッと考えていくと、一周回って戻ってきませんか。まぁ、今の状態だってそんなに悪くないし、これからもっと良くなるかもしれない。ボチボチ頑張っていこう、という感じで。

実際、今すぐにできることを着実に、漸進的に改革を進めていくなかで、何か大きな変化のチャンスが巡ってくるかもしれません。その時が来たらいつでも対応できるように、しっかり準備しておきましょう。私は結構期待しています。

3年目の目標

ハッシュタグを使った情報の流通は、さらにリレーを普及させたり、細かな調整ができるようにしていくことで、もっと良くなるような気がします。

ハッシュタグリレーを、本来の多機能なフィルタリングができるリレーとして、ちゃんと完成させたいと思います。

それに加えて、任意のグループ・コミュニティを、Fediverseをまたいで実現するための仕組みを整備していきたいと思っています。

現状、コミュニティ機能が、サーバのローカルタイムラインに依存しているところがあります。これは連合しないという問題と、いちいちサーバを立てなければいけないという問題があります。これを、別の方向から解消したいですね。

Mastodonとある程度の互換性がある、独自のActivityPub実装を行ってみたいという思いもあります。リレーもまぁそうといえばそうなんですが、Mastodonを代替できるぐらいのフル機能のものを作ってみたいですね。まぁ、根気よくやっていればいつか出来るかもしれません。

以上、ゴールデンウィークにあたって、最近考えたことのまとめでした。いつにも増して意味不明だな。なんじゃこりゃ。


明日3日目の記事はにしさんのおかげさまで、まちトドンは2周年です。あらためて記事にすると、今の温度感のようなものが伝わってきていいですね!

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